GrannyLapis’s diary

今まで経験してきたこと、今日からのこと、いろいろ思うままに記していきます。

腱板断裂克服記④ 術後半年~11か月

術後半年を過ぎてもリハビリ週2回を継続中。術後5か月末からチューブを使って腕を上げ下げしてアウターマッスルを鍛える動きも加わりました。ストレッチポールの上に全身を横たえて腕を挙げてみると、もう左右がほとんど同じ高さまで伸びるようになってきました。ただまだお風呂の浴槽を洗うのにスポンジを持った腕を回すと肩に痛みを感じます。まだ脇の下の奥の方の筋肉がほぐれてきていない感じが拭えません。

「術後7か月になったらリハビリは週1回にしましょう!」とPTから言われてしまいました。何だか心細い感じでしたが、可動域はでてきているので、後は日々の努力次第ということなのです。

2021.1月に入り術後7か月目からは週1回のリハビリになりました。自宅ではひたすら筋力アップを目指し、歩いてスーパーまで行って1キロ程度の荷物を持ち帰ったり、チューブ運動を繰り返しました。インナーマッスルを付ける運動も続けていました。ストレッチポールを使って脇の下の筋をほぐすこともやっていました。

やり過ぎは痛みがでるので、週2日程度は休養日を作るようにPTから指示されました。その方が筋力アップには効果的なのだそうです。先月の12月に1キロが持ち上がらなかったのが何とか上げ下げできるようになってきました。3月までには1.5キロを持続的に上げ下げできるようにすることを目標に頑張りました。

少しづつ、少しづつの前進でした。

4月に入って術後10か月を過ぎるともうほとんどのことが難なくできるようになっていましたが、まだ長い時間片付けなどしていると肩が凝って重だるい感じになりました。筋力が不足していることと、長い間右肩をかばって生活していたときの記憶が消えていないのが原因らしいのです。

また一つ運動が加わりました。

胸の前側の筋肉と腱板を鍛えるチュープ運動に加えて、背中側の肩甲骨を使って腕をあげる運動です。「ベッドにうつ伏せに横になり右腕を60度くらい斜め前で上げ下げする。その時、手を親指をだしてgood!の形に握る。これを15回2セット行う。」この運動を継続することで背中側の筋力が付いて、胸の内側の深い場所で感じる痛みや懲りが少なくなっていくということなのです。

この運動、チューブ運動、テーブルの上で腕を伸ばして挙げる運動、そしてストレッチポールで脇の下をほぐす運動、地味なこれらの運動を頑張り過ぎずにひたすらに続けながら日々を過ごしました。