GrannyLapis’s diary

今まで経験してきたこと、今日からのこと、いろいろ思うままに記していきます。

爺と婆二人きりの夏休み

息子二人がそれぞれ所帯を持って車で1時間もかからないところに住んでいる。6月に新居が完成して引越しをしたので、今年の夏は孫たちが泊りに来て、さぞかし賑やかになるだろうと想像していたけれど、7月下旬に一家族がコロナに感染してしまって、それ以降まったくどちらとも交流のない夏になってしまった。

まあ、爺と婆、新しい家で二人だけのペースでのんびりやってられるのはいいけれど、コロナのために家族の意思疎通の機会が激減してしまっている。いったい何をしているんだか、何を考えているんだか、遠い存在になってしまった。

悔しいからこちらから連絡を取ることもしない。たまにラインで短いメッセージ付きの孫の写真が送られてくる程度。娘だったらこんなことはないのだろうか? 息子二人だから分からない。嫁たちと仲が悪いなんてこともなく、以前はどちらからも頻繁に連絡が入って孫たちの世話に行ったりしていたのだけど、この2年半それも数回に止まっている。

息子たち家族は年寄りを思ってのことかもしれないけれど、やっぱり息子ってのは気が利かない。「元気でいるかい?」くらいの言葉があってもいいだろうに。まあ、家族仲良く楽しくやっていてくれたらそれでいいのだけれど… そう言えば昔息子たちがまだ幼かった頃、母は毎週のように電話をしてきていた。孫が遊んでいる声を聞いたり、電話口で会話をしたり、そんなことをしていた。男の子しか生まなかった私は知らず知らずのうちに淡泊な親になってしまったのだろうか。子は親が育てたように育つ。私の失敗か⁉

この夏、早朝散歩を日課にしてきた。栗の実がいつの間にか立派に育ってきている。あのイガが茶色く染まり始めてくる頃には少しコロナは収まってくるのだろうか。9月の連休には思い切って「全員集合!」の声でも掛けてみよう。